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朝食はテレビを消して話しながらとる。 「朝の食卓」の話題は近所の中島公園、健康、そして札幌シニアネット(SSN)、カラオケ、歩こう会など。
11月21日の北海道新聞の記事ですが、こんな見出しでした。「妻が怖くて退職言えず…」「生活費稼ぎの為ひったくり」。 ホントに怖いですね。とても他人事とは思えません。 この記事に押されて「幻のオフィス」を書く気になりました。

「オフィス」と言えばマイクロソフトのソフトウエアを思い浮かべるかも知れません。 しかし、ここで言 うオフィスは、私が働くべき事務所のことです。

家の中でノラリクラリとQPの攻撃をかわすのにも限界があります。 そこで、作戦を外に向けて展開することにしました。必勝を期して命名した作戦名は…
…「オペレーション・幻のオフィス」です。

「ろくでなしと言われては、私も黙ってはいられません。 家を出ることにしました」
「早まっちゃあいけないよ。なが年連れ添った仲だらう」
「いいんです。9時から5時まで。 週休三日制。 年次休暇は50日ですから」
「なんだい、そりゃ?」

在職中は私は仕事、QPは家事。 明確な分業が成り立っていました。 これで上手く行っていたのですから、元に戻すのです。 しかし、ホントに働いてしまったら、退職した意味がありません。 やはり、ここでも創意と工夫が必要です。

「正直に言うと、仕事をするフリをするのです。 フリですから勤務条件など思いのままです。 これで、私の家での待遇はグッ~と上がるのですから、こんないいことはありません」

「アンタ本気で、そんなこと考えているのか?」
「先ず、名刺と給与明細書が必要です。 一番大切なのは私の勤め先になるオフィスです。 それがないと、せっかく用意した部長の椅子の置き場所がありません」

「おいおい、経歴詐称だぞ。首になるぞ!」
「脅かさないで下さい。 幻の会社ですから、幻の首ですよ。宙に浮いてしまいます」

名刺は業者に頼めば好きなように作れます。 給与明細書も「給与明細テンプレート」を使用すれ ばパソコンで簡単に用意できます。 

問題はオフィスですが、耳寄りな話がありました。 さる人が事務所用の部屋を自分が半分使用して、残りを又貸ししているというのです。 

6脚の事務机があって、事務机1脚分の場所を月9500円で貸してくれて、電話の取次ぎもしてくれるのです。 郵便物なども各机ごとに振り分けてくれます。 一階が喫茶になっているので、お客様の応接も出来るそうです。

これなら名刺に固定電話の番号も入れられるし、住所も事務所のビル名を使えます。 私の勤め先のオフィスとして、充分機能するのではないでしょうか。

    * * * * * * * * * * *

「友人の友人が机を一つ借りていて、趣味のサークル活動の事務局として使っているそうです」
「何を考えているのか知らんが、働きたいのなら真面目に働け。一体給料は誰がくれるんだ!」
「友人の友人が4月の転勤で地方に転出するそうです。 そこを借りられればオフィスの問題も一 挙に解決して、憧れの『仕事』ができるのです。楽しみですね」
「アンタは人の言うことを、ちっとも聞いてないね」
「貴方こそ、私の話を聞いていないではないですか!」
家でもこの調子です。 言われなくても分かってますよ。 しかし、寂しいですね。

札幌の 中島公園片隅で 我泣き濡れて カモと戯る

maborosi.jpg

河川工事で鴨々川が凍結したとき、水場を失った鴨は、同時に生きる為に必要なエサも失ってしまいました。 鴨たちは新たな居場所を地下鉄幌平橋駅裏に求めました。 ここならエサをくれる人たちも来やすいと思ったのでしょう。 職を失った私の立場に似ています。 なぜか親しみを感じ、哀れさも感じさせる出来事でした。

2007/11/28

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【2009/03/11 09:39】 | 愚かな私
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