朝食はテレビを消して話しながらとる。 「朝の食卓」の話題は近所の中島公園、健康、そして札幌シニアネット(SSN)、カラオケ、歩こう会など。
退職後の問題には興味があったので、関連のテレビを見たり本を読んだりしたことがあります。タレントや評論家の先生が一応もっともらしい意見を言いますが、どこか違うと感じました。

このことは後で感じたのですが、当初は一生懸命彼らの言うとおりに試してみました。無理してサークルに入ったり、初対面の人に話しかけたりしましたが、上手く行きません。

考えてみれば「先生方」は皆、人間社会の勝者です。世渡り上手な人気者です。紆余曲折はあるにしろ最終的に勝利して現在の地位にあるのです。

退職後の問題についても成功者がオピニオンリーダーですから、どの先生の意見をとっても同じようなものです。

「人と接しなさい」「仲間を作りなさい」、切り口はいろいろあるにしろ、この二つだけは必ず入っています。

なぜかと言えば彼らこそ人間関係の達人なのですから、今日あるのは仲間のお蔭と思うのは当然です。

しかし、誰もが真似を出来ることではありません。 普通のシニアはテレビに出て話している人とは違うのです。それほど魅力的でもありません。

ですから、普通のシニアにとって、人の輪に入ることは難しいです。 男性の場合は退職して生活環境が急変しているので、特に難しいのです。

マスコミに出ているような人たちが、自らの経験に基づいてノウハウを話しても一般人には、まったく通用しません。 

彼らのノウハウは魅力的な人には通用するが、特別な能力も、魅力もない、地位もない退職高齢者には通用しないのです。 

彼らは人気者のノウハウは人気者しか通用しないことを知りません。 自分は努力し、工夫をしたから「今」があると思っています。 

「誰もが経験のないことは分からない」とまでは言いませんが、深くは分からない。少なくとも、人にアドバイスできるほどではありません。

どうしたらよいか私には分かりませんが、世の中は不思議だと思っています。 泥棒をしたことがない裁判官が泥棒を裁き、精神病の経験のない精神科医が患者の治療をします。

いつも世の中は不思議だ、人間は不思議だと思っています。だから生きることは面白いと思うし、書くことを楽しむようになりました。 自分なりにです。

2008/8/6

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【2009/01/04 13:03】 | 私が思うこと
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