朝食はテレビを消して話しながらとる。 「朝の食卓」の話題は近所の中島公園、健康、そして札幌シニアネット(SSN)、カラオケ、歩こう会など。
今日(1月17日)の北海道新聞朝刊に素晴らしいニュース。次の様な見出しが躍っていた。「全員無事ハドソン川の奇跡」
「NY旅客機不時着」「機長 神業の着水」。 

写真には次の様な説明がついていた。「15日、ニューヨークのハドソン川に旅客機が不時着し、翼の上で救出を待つ乗客」。

サレンバーガー機長の顔写真もついていた。 英雄的行為に相応しいプロフェショナルの顔である。

離陸から着陸までの恐怖の5分間。職責を全うした機長に敬意を表したい。と言うよりも腹の底から感動してしまった。 

大惨事を紙一重のところで切り抜けた機長については、いくら賞賛しても、しすぎることはない。

空港に向ってもダメ。着水に失敗してもダメ。パニックが起こってもダメ。この寒空で水に入ってもダメ。 もちろん、飛行コースや着水角度が少しでも狂ったらダメ。

素人の私が思いつくだけでもこれだけの「ダメ」を避けたのだから驚きだ。 強調したいのは「船がいなかったのは運がよかったね」と、言った人がいるからだ。

「断じて行えば鬼神もこれを避く」という言葉がある。機長が自分の職務を断じて行ったから鬼神が避けたのではないだろうか。

鬼でもない、神でもない船などは避けるに決まっているではないか。と、思いたくなるような偉業だ。 船一隻でこの大偉業の全てが水泡に期されてはたまらない。 

素晴らしい記事をよんでいい気持になっていたのに、水をさされてしまった様な気分になった。 

たとえハドソン川に船が一隻もいなかったとしても、着水角度や方向がが少しでも狂っていたら「ハドソン川の奇跡」は起こらなかったのである。 考えてみて欲しい。 操縦しているのは壊れた飛行機なのだ。 しかも、ニューヨークのど真ん中、障害物に囲まれた中での着水だ。 

大切なことは機長が無数の「ダメ」を操縦技術と胆力で切り抜けてきたことだ。 運がいくら良くても一つの「ダメ」で万事休す。155人の命は救われなかっただろう。 

いつ沈むか分からないのに、機長は機内に残った人がいないか確認する為、通路を二回も行き来したと言うではないか。 

危機に直面してマニュアルどおりに行動できる人は滅多にいない。素晴らしい機長に感動して、感情の赴くままに書いてしまった。

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