朝食はテレビを消して話しながらとる。 「朝の食卓」の話題は近所の中島公園、健康、そして札幌シニアネット(SSN)、カラオケ、歩こう会など。
~あまり聞かれなくなった「鉄のトライアングル」~
「鉄のトライアングル」という言葉は、もはや死語なのだろうか? 最近さっぱり聞こえて来ない。 もちろんトライアングルがズタズタに切られたわけでもない。

中国製冷凍ギョーザ中毒事件は、いまだに解決していない。 しかし、これは表面に現れた問題。 背景にある食料自給率低下の方が、更に深刻である。 世界的食料不足が問題になっている中で、日本の食糧自給率は先進国中最低で40%を切っている。ちなみにフランスは130%、自給率が問題となっているイギリスでさえ70%以上はある。

誤解を恐れずに言えば、中国のことは中国政府に任せておけばいい。 日本の食料自給率が上がれば中国の輸出量も自然に減る。 中国当局としては無責任な対応を非難されるより、輸出の減少という現実問題の方が打撃が大きいと思うのだが、どうだろうか?

食料の地産地消は、温暖化が懸念されている中で、極めて重要な課題である。 輸送距離が大幅に短縮されるので、二酸化炭素の排出減になる。 顔の見える生産者だから安全性も高まる。まさに一石二鳥である。

もう一つの問題は世界的食糧不足の中での食料の大量廃棄である。日常的に行われている日切れ食品等の廃棄。 豊作に起因する「需給調整」による新鮮な野菜等の大量廃棄である。

いろいろ矛盾した出来事だが、ほんの一部の人たちに大きなな利権をもたらしている。「鉄のトライアングル」と呼ばれる、政官財の癒着構造の中で莫大な利益をむさぼる人たち……。

鉄のトライアングルとは日本の政策形成過程における政官財の関係構造を示す言葉。族議員に代表されるような政治家が官僚を通じて法律案の内容をコントロールし、官僚は財界に影響力を行使し、財界は票を通じて政治家を動かすという構造(ウイキペディア)。

農業や食料については自由競争の原理は通用しないと思う。 食料の極端な輸入増や廃棄は自由競争の結果といっても過言ではない。 新鮮な野菜の廃棄など本来あり得ない。 食料を遠くから運んでくるメリットなど価格以外に何があるのだろうか。

あれほど不味いと言われた北海道米も今では大人気。 我家でも最近は「おぼろづき(道産米)」だ。「ささにしき」も「こしひかり」も止めた。 美味しいものは日本中どこでも作れる。要は工夫次第、採算次第である。 タラバも毛蟹も工夫次第でどこでも養殖できるのだはないだろうか?

コストは上昇するが、日本には道路特定財源を始め、霞ヶ関埋蔵金と呼ばれる豊富な「特別会計財源」がある。これらの財源は国会のチェックがし難い。 これを一般(会計)財源化して透明化する必要がある。その結果表面化した財源を必要な政策の実現に当てればよい。

非効率な行政機構も「埋蔵金」と考えてよい。政官財の癒着構造の中にある行政だから、この「鉄のトライアングル」を切るより無駄遣いを止めさせる方法はない。

「鉄のトライアングル」 この言葉、最近はマスコミにもほとんど載らなくなった。代わりに官僚攻撃が増えたと思う。 「官」を攻撃しても「政」と「財」を放置していたら何の解決にもならない。

無駄遣いは官僚だけでは出来ない仕組みになっている。国会議員等政治家の協力が必要。財界の援助も不可欠。政官財の癒着が無駄遣いを生む温床となっている。 癒着こそ問題の根源である。

官僚も一人ひとりは良い人と思う。癒着を生む利権構造が問題なのである。 官僚になるということは、癒着構造を構成する一員になるということである。

「貴方も官僚になれば同じことをする」と言われたことがある。信じたくないが事実だろう。 官僚でも癒着構造の一員にならない人もいる。 しかし、内外で「仕事の出来ない人」として疎んじられている。そうはなりたくないと思うのが普通だろう。

官僚だけを攻撃しても、政治家や財界が影で支えるので効果はあがらない。彼らは「鉄のトライアングル」で結ばれた仲間なのだ。 政官財の癒着構造を断ち切ること。これが根本的解決への第一歩と思う。 私はこう考えるが、間違っているだろうか?

~鉄のトライアングル切断~
「官僚は癒着してないと仕事出来ないとは、言いすぎじゃあないか」
「薬も過ぎれば毒となると言うことですか」
「公開するのだから、正確に書かなけりゃダメだよ」
「そうすると長くなるので、いつも悩んでいます」

「あんたの理屈は独善的だな」
「ひと味、違いをだそうと思いまして…」
「無理を通せば道理が引っ込むぞ!」

「愚か者のの一心でして……」
「聞いてやるから。言ってみな」
「では、遠慮なく」

<癒着構造の切断>
癒着とは「本来は分離しているはずの臓器・組織面が、外傷や炎症のために、くっつくこと」である。

これと同じように、本来分離しているはずの立法と行政。いわゆる政官が利権や金の為くっついてしまっている。これらに財を加え政財界の「鉄のトライアングル」を形成する。

自分の損得を考えない。新聞の政治面は読まない。テレビの政治番組は観ない。日本国憲法を読む。これらを守りつつ選挙に臨めば、必ず「鉄のトライアングル」を断ち切ることが出来る。

こう書くのは簡単だが、実行するとなると極めて難しい。しかし、いくら考えてもこれ以外に方法が見つからない。 何かいい方法はないだろうか?

<政(政界) 官(官界) 財(財界)>
官僚は法律を通すことにより勢力を広げる。その為に政治家を見方につける。見返りとして公共事業の予定を教えたり、政治家の利益になる情報を流す。

政治家は官僚から得た情報で、特定業者に利益を誘導し、何らかの形で選挙資金等を得る。 財界は工事請負など仕事が欲しい。見返りとして口利きしてくれた政治家に献金をしたり、選挙協力をしたりする。

政官財は鉄のように強固に結びつき、もたれあっている。これらを断ち切る手段の一つは、業界の利益を代弁する族議員を選挙で落とすこと。すなわち官界癒着政治家を落選させることである。

次に、正常な行政運営の妨げになっている官僚の天下り全面禁止も必要だ。なんでも、受注何億円に付き天下り一人とか相場が決まっているそうだ。真偽のほどは不明だが、火のない所に煙はたたないだろう。

官僚は特定官庁の組織の維持拡大のため、国益よりも省益を優先させる傾向がある。 目的達成の為には法律の改正が必要な場合もある。 ここにも政官癒着の温床がある。

政官財の「鉄のトライアングル」を断ち切る、もう一つの方法は、企業・団体献金を全面禁止すること。情報公開の徹底も重要である。 そして、何よりも大切なことは選挙権の有効な行使である。

トライアングル(三角形)とは言うものの、政と官の癒着を断ち切ることが最重要である。 財界は政も官も何の利益ももたらさないことを知れば、自然に離れて行くだろう。

「新聞の政治欄を読まないで選挙に行け、とはどうゆうことだ」
「新聞社も経営が大変なのです。広告がなくてはやって行けません。官界と仲良くしないと情報が取り難くなります。情報のコストが上がるのです。苦しいですよ」

「政府や政治についての批判記事も書いているじゃないか」
「政財界のちょうちん記事ばかり書いていて、新聞が売れると思いますか?」
「そりゃそうだな」
「読者と広告主、官界、政界などと上手にバランスをとりならが経営をしているのです」

「どうして選挙の参考にならんと言うのだ」
「マスコミは記者クラブを通して官庁から情報をもらっているし、財界からの広告も大きな収入源です。公正とか中立は難しいと思います」

「新聞が権力と癒着していると言うのか」
「新聞が悪いとは言っていません。潰れちゃ何の報道もできないのですから。私達購読者にも問題があると思っています。良い新聞は読者が育てるものです。 私達が社会の公器に育てなければいけません」
「そうか。景品で新聞選ぶの、もう止めよう」

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