2009年7月14日北海道新聞「朝の食卓」掲載
今月中旬から道内でも各地で花火大会が行われる。去年のことだが、札幌市の豊平川で行われる花火大会に出掛けた。すごい迫力だ。花火が上がる度に観客の歓声が響く。夜空にパッと咲く大輪の花を見て、久しぶりに興奮した。
ところが、打ち上げの合間に「怖いよー、帰ろうよー」と幼児の泣き声が聞こえた。なるほど、この迫力も幼い子にとっては恐ろしいものなのだ。
しばらくすると、トイレに行きたくなった。我慢も限界に達した。見物をあきらめ、隣接する中島公園に急いだ。ここには公衆トイレもたくさんある。トイレから出て、あたりを見回すと、あちこちで花火見物をしている人がいた。花火はやや遠目になるが、音も小さく聞こえるので、幼児もここなら大丈夫だろう。
観客でぎっしりと埋まった河川敷と違って、人もまばらで、立ったり、座ったり、寝転んだり、と見方はいろいろ。皆リラックスした感じで花火を楽しんでいる。菖蒲池のボートに乗って見るカップル、豊平館前で開かれていた野外喫茶ではビールを飲みながら。ここを花火見物の穴場を知って、やって来た人も結構いるのだろう。
打ち上げを目の前で見て、光と音の迫力を楽しむのもいいが、自分なりに見物の穴場を見つけて花火を楽しむのも、これまたいい。
今月中旬から道内でも各地で花火大会が行われる。去年のことだが、札幌市の豊平川で行われる花火大会に出掛けた。すごい迫力だ。花火が上がる度に観客の歓声が響く。夜空にパッと咲く大輪の花を見て、久しぶりに興奮した。
ところが、打ち上げの合間に「怖いよー、帰ろうよー」と幼児の泣き声が聞こえた。なるほど、この迫力も幼い子にとっては恐ろしいものなのだ。
しばらくすると、トイレに行きたくなった。我慢も限界に達した。見物をあきらめ、隣接する中島公園に急いだ。ここには公衆トイレもたくさんある。トイレから出て、あたりを見回すと、あちこちで花火見物をしている人がいた。花火はやや遠目になるが、音も小さく聞こえるので、幼児もここなら大丈夫だろう。
観客でぎっしりと埋まった河川敷と違って、人もまばらで、立ったり、座ったり、寝転んだり、と見方はいろいろ。皆リラックスした感じで花火を楽しんでいる。菖蒲池のボートに乗って見るカップル、豊平館前で開かれていた野外喫茶ではビールを飲みながら。ここを花火見物の穴場を知って、やって来た人も結構いるのだろう。
打ち上げを目の前で見て、光と音の迫力を楽しむのもいいが、自分なりに見物の穴場を見つけて花火を楽しむのも、これまたいい。
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