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朝食はテレビを消して話しながらとる。 「朝の食卓」の話題は近所の中島公園、健康、そして札幌シニアネット(SSN)、カラオケ、歩こう会など。
2月19日付けの北海道新聞朝刊に次の見出しがありました。 「薄毛でいじめ 賠償請求」。 職場のいじめが原因で休職に追い込まれたとして、国と当時の同僚ら3人が約2,300万円の損害賠償を要求されました。

そうですか。裁判という手があったのですね。 私もいじめられた経験があります。訴えてみようかな。 でも民事事件じゃあ、つまらないですね。 「いくらくれる」とか、訳の分からない裁判はイヤですよ。

警察に捕まえてもらいましょう。 刑事事件なら極刑もあるし、一罰百戒、効果てきめんでしょう。 これで「薄毛いじめ」はなくなり、関係者も楽しい人生が送れるのです。「日本は法治国家、罪刑法定主義だぞ」とか、固いことは言わないで下さい。 薄毛の人が幸せになればそれでいいのです。

先ず、私と一緒にランチを食べながら、薄毛を話題にして笑い転げたA,B,C,Dさんは、懲役1年にしましょう。 刑務所で作業などしてもらっても、なんも有難くありません。 中島公園の彫刻を奇麗に洗ってもらいます。

山内壮夫の「母と子の像」の頭をピカピカに磨いたら、気持いいですよ。 それで思い出したのですが、 私の頭をなぜ回したEさんは懲役30年がいいですね。 軽すぎるかもしれませんが、いつも明るく楽しくハゲましてくれるので情状酌量しました。 極刑を避けた温情判決のつもりです。 

「アンタ、何様のつもりよ。 裁判官?」
「QPなんか無期懲役ですよ。今年で42年目のお勤めです」
「結婚42年ということね。アンタの家は牢屋?」
「真面目に勤めたので、そろそろカリシャク(仮釈放)です」

「カリシャク? アンタ何様のつもり!」
「あるときは警察官、あるときは裁判官そして、今は看守をやっています。家の中でですが」
「なるほど、アンタが大将。アンタは家の独裁者」

「見直しましたか」
「残念でした。ここはアンタの家じゃないからね」
「そうですね。 任意〈同行)でお茶でもいかがですか?」
「ゴメンね。薄いの嫌いなの」

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【2009/03/06 23:02】 | 困ったちゃん
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少し年上のお洒落なAさんと、こんな話をしました。 まさか、叱られるとは思いませんでしたよ。 話を合わせているつもりでしたから。

「友だちが奥さんと別居しているんだけど、ホテル代が月20万かかるんだって」と、Aさんが言った。
「友だちのご主人が家出しちゃったのですか?」
「新聞をパラリとめくる音が煩くて、奥さんがテレビ観ているのに気になる、と言って怒るんだって」
「新聞をパラリより、テレビの方が煩いでしょ」

「そうなんだけど、理屈抜きで嫌なのでしょ」
「嫌なら奥さんが出ればいいでしょう」
「女が家を出るわけないでしょ! 根が生えているんだから」
「そんなもんですか」

「毎月20万払うのはもったいないから、家を買うことにしたんだって」
「お金持ちなんですね」
「私のせいじゃないかと心配してるのよ」
「貴女のせい…?」

「だって、家を出ちゃったのよ」
「新聞読むと文句言われるからでしょう」
「それだけじゃないでしょ」
「だから、理屈抜きで嫌なんでしょう」

「私のせいかも…」
「奥さんのせいでしょう」
「別居しているのよっ!」
「一人で退屈しているかも知れませんね。 遊びに行って上げたら?」
「あんた、常識ないね! 亭主がいるのにそんなこと出来るわけないじゃない!!」

突然怒り出しました。 私のせいでしょうか? 話を合わせるのも楽じゃありません。 どこから歯車の噛み合せが狂ったのでしょうか。 さっぱり分かりません。

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【2009/02/25 23:25】 | 困ったちゃん
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退職後、初めての一泊旅行は定山渓へ「やさいい英会話」の皆さんと行った。 一次会も終わり二次会は部屋に帰ってから始めた。 皆でいろんな話をした。 

「今度は、なかぱさん の初恋の話でもきこうか」と、仕切り役のAさんが言った。
「なんで、今度なのだ。 だれも初恋の話なんかしていないじゃないか」と、心に思った。 無理難題を押し付けて困らせたいのだろうか。

私の風采から判断して、恋とは無縁と断定しているようだ。 「恋は心でするものです」とか言ってやりたいが、笑われるだけだろう。

25歳の頃だが、地に足が着かない経験をした。 たとえ話ではない。 心がウキウキして、ほわほわして畳に足が着いた感じが全然しないのだ。

なぜか、6畳一間の部屋をホワホワと雲の上を歩いているような感じでアチコチと動き回った。 歩いているのかホワリと浮いているのかよく分からない。とにかく、ウキウキしているのだ。

初めてのデイトの前の日のことである。 「恋は一生に一度はかかる麻疹(はしか)のようなもの」と、聞いたことがある。 きっと、これに違いない。 後になってそう思った。

翌日、約束の動物園前に行ったが、彼女は来なかった。 紹介された友人の手前、約束はしたものの、気が進まなかったのだと思う。 後で考えるとだが…。

考えてみれば、これは恋でも、初恋でもないと思う。 しかし、一生一度の「はしか」に罹ってしまった。 その後、現在に至るまで「地に足がつかないようなホワホワ感」は味わったことがない。

こんなことで一生一度の貴重な「はしか」を盗られてしまった。 あれから40年以上たった、今でも残念に思っている。 ドロボーに遭ったような感じだ。 恋泥棒?

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【2009/02/05 01:40】 | 困ったちゃん
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先日、テレビ観て、笑っちゃいました。 
有名な話らしいから皆さんご存知かもしれません。 
ともかく、私は初めて聞いたので可笑しかったです。

モリ首相がクリントン大統領と会ったとき、
ハー・ワー・ユーと言おうとして、
「フー・アー・ユー」と言ってしまったんだって。

それを聞いたクリントンさん何と応じたと思いますか? 
素晴らしいユーモアで答えてくれましたね。
「アイ’ム・ヒラリー’ズ・ハズバンド」

それで、モリさんは何と言ったと思いますか? 
これが、また凄いんですよ。 
「ミー・ツー」
なんだって。 どうゆう意味でしょうね。 me too. ??

復習します。ご挨拶は、次のように進みました。

モリさん「フー・アー・ユー」
クリさん「アイ’ム・ヒラリー’ズ・ハズバンド」
モリさん「ミー・ツー」

この会話のヤマは、やはりモリさんの「ミー・ツー」ですね。

そのまんま、でいいのでしょうか。
ブラック・ユーモアかな? それとも、モリさんの願望? 
からだを張って日米友好とか?

しかし、この話ホントでしょうか? できすぎています。

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【2009/01/29 21:11】 | 困ったちゃん
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猫の好きなエライ人に、お会いする場面を空想してみました。 
無理やりの語呂合わせですが、私にとっては頭の体操です。 

「ご紹介します。nakapa家、殺人課のQPです」
「なに?」
「殺人ドラマが大好きでして…」
「そして、あんたは?」
「ラブ・ロマンスです」
「両方ともニャーワンな」

「どちらが好きですか?」
「犬だ」
ワンワンですか~。 ニャンコが好きです」
「なんツーことを。 反抗するな!」

「隠さなくてもいいでしょう。 ミーちゃ~ん
「静かにしろ! 奥でスリープ中だ」

2008/11

【2009/01/05 13:05】 | 困ったちゃん
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「だんだん」とは、島根・松江地方の方言で「ありがとう」と言う意味だそうだ。ところで、有難うとは全然違う出来事に遭遇してしまった。

朝の連続テレビドラマ「だんだん」を観終って、最寄の市電電停へと向った。 そのとき急に夕立のような雨が降り始めた。 凄い雨だ、皆、傘もささずにアチコチへ走り始めた。

私もようやく市電電停のひさしの下に潜り込んだ。 電車がなかなか来ない。 どうしたのだろう? ようやく来たが、だいぶ遅れているようだ。

電車に乗ると前方の雰囲気が刺々しい。 少し不良っぽい、お洒落な女性が運転手に文句をいっているのだ。

「遅いじゃない! 何で遅れるのさ。 この電車、何時の電車なの!!」
凄い剣幕だ。 そばにいても少し怖い感じ。 運転手さんは下を向いて黙っている。 運転中だから前を向いていると思うけれど、そんな感じだ。
 
突然、「バーン! チン」 と凄い音にビックリした。 彼女が力任せに降車ボタンを叩いたのだ。 凄い迫力だ。 全身から怒りを噴出している。

停止すると運賃も払わないでバタバタ音をたてながら降りて行った。 赤信号を無視して大またでスタスタ歩いて行った。

乗客一同、あっけに取られて棒立ち。 運転手もダンマリ。 一体どうしたことだろう。 終戦直後の混乱した時代に逆戻りしたような感じだ。

信号無視して颯爽と歩く後姿を見て、妙に感心してしまった。 人間、迫力だなぁ。 迫力さえあれば料金箱など素通りできるのだ。

2008/11/6

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【2009/01/05 11:00】 | 困ったちゃん
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サトさんは7歳下の定年男性。又相談にやって来た。 私がヒマそうだから来てくれるのか、相談事があって来るのかよく分からない。

「無理して相談に来なくてもいいんだよ。 せっかく来たんだから思い出話でもしようか」
「そうですね…。先輩にはよく足を引っ張られました。 花巻に一件、あれはヤバかったですよ。 あの時……」

「それはそれとして、今日は何の相談だい」
「思い出話はいいんですか」
「せっかく遠くから来たのだから、相談にのってあげないとね」

「女房が、退職してうるさくなったと言うんですよ」
「一日中顔を突き合わせていたら、そう思われるよ」
「90%は譲っているんですよ。 うるさいのは一体どっちだと言いたいですよ」

「一つでも反論したらうるさいといわれるよ。 一言も反論してはいけないんだよ。 分かる? 一言もだよ。 居候は静かにしているものだ」
「居候?」
「家でゴロゴロしている年金爺さんのことだよ」

「それでも100%言うこと聞くなんて情けなくないですか」
「譲るなら100%。譲らないのも100%。 中途半端はダメだよ」
「話し合うのが人間の知恵というものでしょ」
「3人以上いればな…。2人では話し合いにならんのだ」
「はぁ?」

「二人暮らしは勝負の世界。話し合いの余地はないね。勝って恨まれ、負けて悔しがり、妥協すれば双方が不満を持つ」
「厳しいですね」
「二人暮らしの舞台にはドンキホーテと従者の二つの役しかないのだ。 どちらか好きなほうを選べばいいんだよ」
「ドンキホーテはご主人様ですよね」

「だけど、ドンキホーテはドンキホーテだよ」
「もっと立派なご主人様だっているでしょう」
「他所に行けばね」

2008/10/19

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【2009/01/05 07:56】 | 困ったちゃん
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「シニアになったら人生相談」。これが私が抱いていた長年の夢である。 

パソコンがネットに繋がると、さっそく「メル友コーナー」に登録。 「人生相談承ります」と掲示板に書き込んだ。

「さて、忙しくなるぞ」と、待ち構えたが一週間たっても一通のメールも来ない。

 「変だな~、故障かな?」と思って、5人の同年輩の見知らぬ男性にテストメールを送った。

3人の親切な男性から返信があった。 内容はみな同じようなものだ。 「メル友に登録したらメールが来ると思ったら大間違いですよ」

苦節6年、ようやく相談者が現れたが、退職したばかりの職場の後輩だ。 ここではサトさんと呼ぶことにする。 「別れたい」と相談に来たサトさんの問題を見事に解決。 好調なスタートを切った。

それでもサトさんは相談に来た。 ヒマを持て余している私を慰めに来ているつもりかもしれない。 そう思えるほど相談内容がくだらないのだ。 

「いつも飲んでいる薬の置き場所を居間から台所に変えようとしたら、女房がエライ剣幕で文句を言うんです」
「そんなこと、いちいち言いに来ないでよ。これでも結構忙しいんだよ」

「相談がぜんぜん無いと、こぼしていたじゃあないですか」
「そりゃあ、そうだが…」
「私が建てた家なのに、少しでも便利に使おうとすると大騒ぎになるんです」
「そりゃあ、大変だね~」

「完全に女房に占領されてしまたのです。私の家がですよ!」
「時効だね」
「はぁ?」

「長い間、家のことは奥さんに任せきりだったろう」
「それが何か…」
「時効とはね、一定の期間、その権利を行使しないと、その権利が消滅してしまうというものなんだよ。諦めな」
2008/10/17

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【2009/01/05 07:43】 | 困ったちゃん
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ニューヨークのセントラルパークの運営には多くのボランティアが関わっている。 公園を愛する人が公園の維持管理になどに当たれば大きな力らを発揮するだろう。それと同じように家族を愛する主婦の力が、家庭の中で大きな力を発揮している事実がある。

2年前の話だが、「炊事洗濯から育児までこなす専業主婦の働きは裁判官並みの年俸13万4121ドル(約1520万円)に相当する」と、雇用情報を提供する米サラリー・ドット・コム社は試算を発表した。

niji.jpg
窓から虹が見えました。かすかに二重です。

およそ3年ぶりにA家を訪ねた、その帰り道。
「Aさんの奥さんは歳を重ねても、きれいな方ですね」
「女はお金かければ、いくらでもきれいになれるのよ」
これがQPの持論である。 

「郷土料理も美味しかったですよ」
「材料がよければ、いくらでも美味しくできるのっ!」
これもQPの持論。 全ては予算次第と言わんばかりだ。

「豆腐料理も美味しいし、まさに料理プロフェッショナルですね」
「そうかな~?」
「主な材料は豆腐ですよ」
「高級な豆腐だってあるんだよ」
「ビフテキほど高くはないでしょう」

QPはAさんの奥さんと仲良しだし、ただの世間話のつもりだったが、なぜか反発してくる。
「能ある鷹は爪を隠す。と言うでしょう」と、QP。
「爪?」
「そうよ」
「そんな尖ったものでなく、隠すのは もっと丸いモノでしょ」
「悪い?」
「40年間も、よく隠せましたね」
「そうよ、わたしは主婦プロフェショナル!」

2008/10/5

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【2009/01/04 19:01】 | 困ったちゃん
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驚くべき話です。 マンションにバキュームカーが汲み取りに来るのですよ。 英語でmansionは「大邸宅」。 英米人が聞いたらビックリするでしょうね。

わかりますか? 例の「糞尿収集車」が高層マンションに糞尿を収集に来るのです。

さすがに古そうな建物ですが、半世紀もたとうとは知りませんでした。 このビルが建ったころはどこの家も「汲み取り式トイレ」でしたが、今はどんなボロ家に行っても水洗ですね。

普通の家に比べると巨艦ともいえるマンションは、舵を切るのも容易ではないようです。 そのままの針路を半世紀近くも維持してしまいました。

一応、簡易水洗になっていますが、運用は難しいようですよ。 古い「電動式汲み上げポンプ」ですから、水は3階までしか上げられないのです。

もちろん、4階以上でもトイレはあります。 3階を中継点として、そこから上げます。さらに上へと続きます。 室内は全て木造、風呂も台所もです。 

あらゆる部屋で水は使います。 しかし、こんな状態ですからトイレの水洗は、他室の水使用状況に影響されます。 

他所でトイレを使われたら水が出ないこともあるのです。 臭いですね。

いつも買物に行くお店もこのビルに入居しています。そこの大福は凄く美味しいのですよ。コンビニの大福など比べ物になりません。  

しかし、その下が巨大汚水層で、運が悪ければ汲み取り作業中のバキュームカーとご対面になるかも知れません。 そう思うと美味しさも中くらいですね。

人から聞いた話です。私が冗談を真に受けたのかも知れません。実際にバキュームカーが来るのを見たことないのですから。 

2008/9/23

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【2009/01/04 16:17】 | 困ったちゃん
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A氏は私より7歳若い。退職後の二人暮らしに悩んでいる。 

「いい格言がありますね。救われる気分です」
「例えば、どんな?」と、私。

「負けるが勝ち。 引き出しが一つの妻には敵わないのです」
「引き出しが一つ?」

「答えは一つ。それを押し通すのです。意見も説明も聞きません。押し切るだけです」
「ホント? 優しい奥さんじゃあないか。評判もいいよ」

「外面がいいのです。引き出しひとつではフレキシブルな対応ができないから。 いつもニコニコしながら、うなづくのです」
「なるほど、外ではニコニコ笑顔で、とりあえずうなずき…」

「内では一つしかない自説を押し通すのです」
「好かったじゃあないか」

「何でですか?」
「その反対を考えてみろ」
「……」
「なっ!」
「やはり、負けるが勝ち! ですね」
「内も外も丸く治まり、これにて一件落着」

2008/9/12

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【2009/01/04 15:35】 | 困ったちゃん
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北海道新聞8月22日一面に大きな見出しが躍る。

「ソフト悲願の金 球技32年ぶり」
「自分の弱さに負けぬ 上野 413球」

ソフトボールで金メダル。 上野由岐子投手の熱闘二日間、計28イニング413球が米国の4連覇を阻んだという。 1976年、モントリオール女子バレー以来32年ぶりの球技の金である。

「素晴らしい偉業ですね。男子はどうしたんでしょうね」
「キン、持っているのに情けないな」
「持っているのですか~」

「もっとも、タマは弱いようだがな」
「球が弱くてはね~」

「ビンといかなきゃダメだ。選手は、皆若いんだから」
「剛速球でビンビン行かないとね」

「シニアもピンピン」
「ピンピン・コロリ」
「…?…?」

2008/8/22

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【2009/01/04 15:03】 | 困ったちゃん
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「ショックですね」
「何が?」
「私のことお爺ちゃんと呼ぶのですよ」

「誰が?」
「最近、コイのことが気になるので、池を見ていると、後ろから声をかけられたのです」

「何て?」
「お爺ちゃん、池の中で泳いでいるのなに?って、聞くのですよ」
「あんたはお爺ちゃんなんだから当たり前だろう」

「同じ年のあなたもお爺ちゃんですよ。それでもいいんですか?」
「俺はお爺ちゃんだよ。孫がいるからね。だけど他人からお爺ちゃんとは呼ばれたことないね」

「子どもならともかく、お婆ちゃんからお爺ちゃんと呼ばれたくないですよ」
「おや! お婆ちゃんだったのか。 お気の毒様」

「いえ、お婆ちゃんは歓迎ですが、お互いに『お爺・お婆』と呼び合わなくてもいいと思うのですよ」
「じゃあ、なんと呼べばいいんだ」

「ふつうでいいですよ」
「普通ってなんだ?」
「例えば、青年が池をみていたとします。
 青年さん、池の中で泳いでいるのは何って、聞きますか?」

「ちょと、すみません。とか、失礼ですが、とか呼びかけるよ。見知らぬ人には丁寧にな」
「そうでしょう。少年、少女、青年、お爺ちゃんとか区別する必要ないのです。池を見ているのは私ひとりなのですから」

「そんなこと気にするなんて、ホントにあんたはお爺ちゃんだね。 だから言われるんだよ」
「……」

yotch.jpg
ヨットも浮かんでますよ。リモコン操縦ですが。

2008/7/8

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【2009/01/04 05:27】 | 困ったちゃん
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